審査第4部 福本

審査員インタビュー

審査員として快い刺激を受ける日々。
更なる高みを目指してまだまだチャレンジ

2023年入社

入社のきっかけ

前職では自動車用部品を製造する工場で、IATF16949(自動車産業の品質マネジメントシステム規格)の事務局を担当していました。また、内部品質監査員を養成する社内教育の講師を担当し、講師の要件としてQMS審査員補の資格を取得していました。ある時、JICQAの審査員がカスタマイズ監査で工場にお越しになり、挨拶した時に自分の経歴を紹介しました。その時に審査員の方から「もし審査員になろうと思ったら、JICQAに連絡して下さいね。」と言われました。以来、その出来事が心に残っており、還暦で定年退職した直後に思い切ってJICQAにコンタクトして採用いただきました。審査員になる前から『審査は受審するよりも、審査をする方が大変』と思っていましたが、実際に審査を担当するとその通りでした。現在は審査員として快い刺激を受ける日々を過ごしています。

自社の雰囲気

審査員の平均年齢は高く、現在61歳の私は社内では若者になります。先輩の方々はとても元気で、全国各地の組織を訪問して審査をしています。また、東京の事務所や審査先で御一緒した時に、色々な知識や経験を伝承してくれます。新人に優しい先輩審査員が多い会社です。私は健康に気を付けて、10年後も元気で審査員を続けていたいと思っています。

私は入社後約1年間で、社外の研修を受講し、先輩審査員の指導を受けながら審査の研修も経験しました。その結果、ISO9001とISO14001の主任審査員になりました。今後はIATF16949の審査員資格を取得するための研修があります。JICQAは還暦を過ぎた人材にも投資をしてくれる会社です。そこに魅力を感じています。

仕事のやりがい

これまでの審査で、色々な業種の工場や本社等を訪問しました。審査では、経営者との面談をはじめ、設計開発、工程設計、製造、品質保証、IT、営業、財務、調達、総務等々、各部門の方々と面談します。モノ造りの現場を実際に見ることができ、そこの作業員の方と話すこともあります。これらの経験を通して、自分の視野が広がっていることを実感しています。

また、審査では詳細かつ丁寧に質問するように心掛けています。審査後のアンケートで『規格要求事項のどの箇所を質問しているか、説明しながら審査していただいたので、審査内容がわかりやすいと好評でした。』のようなコメントをいただいた時に、組織のお役に立てたと実感でき、審査員のやりがいを感じます。

これから自社でやりたいこと

これまでの研修の成果として、品質のISO9001、及び環境のISO14001の主任審査員になることができました。次は、IATF16949(自動車産業の品質マネジメントシステム規格)の審査員資格取得にチャレンジします。難易度が高く、資格取得まで時間を要すると思いますが、前職の経験を活かして頑張ります。自動車産業分野での審査ができるようになることが、当面の私の目標です。

前職での自分の知識と経験を活かし、また審査を通して広がった視野を活用し、審査を受ける組織の方々に感謝していただけるようなコメントができる審査員になるために、今後の審査で知識と経験を更に深めていけるよう精進します。

業務内容

  • ISO9001/ISO14001を対象とした審査業務

得意分野や資格取得

  • ISO9001主任審査員
  • ISO14001主任審査員
  • IATF16949審査員の資格取得を目指して現在修行中です。

一日のスケジュール

審査日

09:00
  • 設計開発のプロセス審査。
10:30
  • 製造プロセス審査。
12:00
  • 昼休憩。
13:00
  • 購買プロセス審査。
14:30
  • 教育訓練プロセス審査。
15:30
  • 審査チーム纏め。
16:30
  • 組織と纏め会議。
17:00
  • 審査終了。